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Destination Restaurants2022のリスト発表

LIST OF 10 RESTAURANTS 2022

「Destination Restaurants」は、ジャパンタイムズが主催する日本発信のレストランセレクション。“日本人が選ぶ、世界の人々のための、日本のレストランリスト”として2021年に発足。第2回目となる「Destination Restaurants 2022」でも前回同様、辻芳樹、本田直之、浜田岳文の3氏が選考にあたり、日本各地に点在する魅力的な10店を選出した。選考対象となるのは「東京23区と政令都市を除く」場所にある、あらゆるジャンルのレストラン。東京は世界一、ミシュランガイドの星付きレストランの数が多い都市と言われ、東京を筆頭に、日本の大都市には優れた店がたくさんある。だが、「Destination Restaurants」では「日本の風土の実像は都市よりも地方にある」と考えること、また、「地方で埋もれがちな才能の発掘を目指す」こと、「既存のセレクションとの差別化を図る」ことから、特に日本の地方にあるレストランに限定して選んでいる。

「地方のレストランにインバウンドの集客をして、地方経済が回るきっかけになれば」(浜田岳文)と言えば、「地方のシェフが作る料理には、郷土料理という歴史的背景がある。そこには人間が生きるための知恵が詰まっている。そういうことを海外の方にはもちろん、日本の方にも体験してもらいたい」(本田直之)。「ガストロノミーを快楽ではなく、知的な学びとして捉えることで、これまでのガイドとは違う角度から日本の食文化を発信したい」(辻芳樹)とそれぞれ語る。つまり、今年選ばれたのは食を通じて、その地域を、そして日本をより深く知ることができる10店なのである。

イタリア料理の範疇に収まらない、その土地に根差した料理。

Villa Aida
The Destination Restaurant of the year 2022

「Destination Restaurants 2022」ベストオブザイヤーに輝いた『ヴィラ アイーダ』は、関西空港から車で30分、大阪からは電車を何本か乗り継いだ和歌山県内にある。そこは風光明媚な大自然の中ということでもなく、特別な名所が近くにあるというわけでもない。日本の都市によくある、幹線道路沿いに紳士服や飲食のチェーン店が並ぶ住宅地に店はあり、まさにこのレストランを目的としなければ、遠方からわざわざ足を運ぶ理由がないというような地域にあるのだ。周りにはラグジュアリーなホテルもない。そのため、ほとんどのゲストは食事を済ませると、すぐに空港や駅へ向かい、帰途につく。だが、予約の1時間ほど前に店に到着すれば、オーナーシェフ、小林寛司が自ら天塩にかけて育てている畑を見学できることもある。ズッキーニやコーンが実をつける場所。タイムやローズマリーといったハーブや色とりどりのエディブルフラワーなどが肩を寄せ合う温室。小林シェフはハサミを片手に収穫している。ここで摘まれたものが、どんな一品に仕上がるのか。そう、調理はすでに始まっているのだ。

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List of 10 restaurants 2021

国土の7割を森林が覆い、世界で6番目に長い海岸線が取り囲む。
南北に長く、気候は多岐に渡り、動植物の種類は多様性に富む。
そんな日本の濃密な自然を舞台として、そこでしか体感できないシェフの創造性を味わう時代へと、レストランシーンの最前線は突入している。
「Destination Restaurants」では、訪れるべきレストランを毎年10店ずつ選んで発表していく。

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